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海南島の旧陸海軍航空基地 |
黄色 は旧海軍の陸上機、緑色 は水上機基地、赤色 は両用の航空基地、白色 はその他の飛行場を示します。 ( 元画像 : Google Earth より ) |
海南島の旧陸海軍の航空基地及び水上機基地は次の通りで、旧陸軍が管理し運用した基地は無かったとされています。
旧海軍の航空基地は次の4個所とされています。
海口 : 海南島占領以前からの既存の基地で、占領後は旧海軍が管理し陸海軍で共同使用
三亜 : 既存で、占領後は旧海軍が管理し主として使用。 水上機基地設備を併設
黄流 : 既存で、占領後は旧海軍が管理し主として使用
北黎 : 旧海軍が新設。 ただし完成前に航空基地としての工事は中止
水上基地としては 海口、三亜 の他に、白馬井、楡林、牙龍、清瀾 が知られていますが施設及び運用状況などは不明です。
既存の 加来、新設の 英洲坡、陵水、文昌、潭牛 の各飛行場があり、海軍が管理し使用することとなっていましたが、終戦までの基地施設や運用など状況の詳細については不明です。
また、海南島には旧陸軍専用の航空基地はなく、陸海軍の協定により海口基地が旧海軍との共同使用とされ、かつ実際に使用されたようですが、その他の基地の状況については不詳です。 旧陸軍においては、海南島を含む南支那海方面については中国本土雷州半島の 遂渓 (大型機用)及び 西営 (中型機以下用)の2つの航空基地を考えていたとされています。
なお、海南島には他に不時着陸場など20個所が設定されていたとされていますが、これらについてはその位置も含めて詳細は不明です。
最終更新 : 07/May/2018