対空戦・TMD

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1980年代の米海軍のPDMS



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  ASMD : 米海軍と海自の違い
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 1980年代の米海軍のPDMSの状況


もう40年も前になりますが、標題の件について海上自衛隊の某所で私的な文書を纏めて周りにいる若い幹部で興味がある人達を集めて話しをしたことがあります。




もちろん、この文書を纏めることも、そして当該事項についても、当時の私の職務の範囲ではなく、また職務上知り得たものでもありませんで、全く私が個人的に勉強をしたものからです。 当然その内容は当時の職場は勿論、海上自衛隊そのものにも無いものでした。

今これを読み返してみると、少なくとも私が定年退職した時点においでさえ、海上自衛隊における PDMS や ASMD (Anti-Ship Missile Defence) に対する “考え方” は、この40年前の米海軍にはとても敵うものではなかったと思っています。 それ程米海軍はこの問題について徹底して研究・開発を行い、そしてその成果を着々と艦隊に反映して来たといえます。

しかし、残念ながら当時私がこの話しを若い人達にした時も、彼等は目の前の業務に精一杯で、海上自衛隊の立ち後れの現状を真に理解し得たという人はあまりいなかったように思いました。 “米海軍は米海軍、海自は海自、それで何か問題が” という感覚・認識であったようです。 これは特に彼等若い幹部の上司達に顕著でしたので、その影響も強かったものと思います。


さて、私が定年退職してからもう10数年、ハード・ウェアについては新しいものが導入されてきたようですが、基本的な “考え方” については当時から少しは進んで来たのでしょうか ・・・・ ?


当該文書に含まれる内容については、米海軍では既に全て秘密指定が解除されておりますので、そろそろこれをベースにしたものを、お話ししてもいいのではないかとも思ってるところです。







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最終更新 : 23/Feb/2020