第5話 『留学生』 前編 |
第5話 (再放送の第9、第10回) は、 『留学生』 です。 タイトルのとおり、日清戦争後の真之の米国留学と広瀬武夫のロシア留学がメインとなります。
もちろん留学時の話しですので、ドラマ上は海軍関係も海外ロケが主体となります。 残念ながらこれらの海外ロケには参加しておりませんが、事前のADさんや美術さん達、VFXさん達との打ち合わせやロケ・シーンの考証チェックなどなど、結構色々あって忙しかったですね。
さて、この第5話の前半 (再放送の第9回) は、松山に戻った子規を真之が訪ねるところから始まりますが、これらのロケもお呼びいただいておりませんので、素通りして ・・・・ (^_^;
中頃で、横須賀の水雷団へ転任となった真之が庁舎玄関で広瀬と再会して留学制度復活について話し合うシーンがあります。 これは、平成20年9月の江田島・呉ロケで、これまでに出てきた江田島での諸々の撮影に引き続き、呉の海上自衛隊呉地方総監部の庁舎で撮影されたものです。
いかにロケとはいえ、海上自衛隊の現用の庁舎ですので、ドーム上の国旗は降ろせませんのでそのままとし、庁舎前のポールに軍艦旗を掲げます。 そしてドラマの映像でご覧いただいたように、後でこの国旗はVFXさんが上手く消してくれています (^_^)
( 呉地方総監部広報さんよりいただいた本木さんのカメラテストの一コマ )
( 呉地方総監部広報さんよりいただいたリハーサルの一コマ )
( ベースは庁舎横の日陰に あれっ、左端にどこかで見た人が (^_^) )
( 中央が私が名カメラマンの一人と思っている清水さん )
( 撮影が終わって皆さんの記念写真を )
この時の江田島・呉ロケでは、ここでの撮影に引き続いて車で1時間ほどの呉市川尻の神田造船所へ移動して、第3回で出てきた兵学校入校時の大浴場での入浴シーンを撮影します。 真之役の本木氏はもちろん、皆さんチャンと次々に頭が切り替わって行くのはさすがですね。
ドラマでは続いて町の写真屋さんでの二人のふんどし姿の記念写真、渋谷のスタジオ・ロケです。 そして、好古の家で真之、好古、広瀬の三人の餅食い競争のシーンがありますが ・・・・ こう言った女優さん達が出るところには私達は当然お呼びがかからないもので ・・・・ う〜ん、竹下景子さんや松たか子さんにはお会いしたかったですねえ。
続いて、真之達が海軍省で留学の辞令を貰うシーンですが、これも平成20年12月18、19日横浜の緑山スタジオ・シティでのロケの中で。 並び方や動作などでのアドバイスをさせていただきました。 ( この時に撮った写真もどこへ行ったのか ・・・・ ? )
そして、真之は東京に戻った子規のところへ留学決定の報告へ行き、いよいよ米国への船出。 米国到着直後のマハンとの会談のシーンへと続きます。
渡米途上の客船上の真之のシーンや、前回最後及び今回冒頭で子規が従軍からの帰国途中に船上で吐血するシーンは、横浜の 「氷川丸」 でのロケです。
最終更新 : 02/Jul/2017