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岩川航空基地



岩川航空基地は、鹿児島県肝属郡八合原 (現曽於市大隅町月野) の地に昭和20年2月10日内令第102号によって第三艦隊を管理部隊として制定されたものですが、それ以前の状況については不詳です。

本基地はここを原駐基地とする航空隊も、またここに正式に移駐した航空隊もありませんが、鹿屋に移駐していた第一三一航空隊の3個飛行隊からなる通称 「芙蓉部隊」 が昭和20年4月に本基地に展開して終戦まで作戦したことはよく知られているところです。


本基地は鹿屋地区からは離れた山間の地にあり、また徹底した偽装工作により終戦まで空襲を受けたことがないとされていますが、このためもあって基地機能用の本来の施設・設備が少なく、終戦後は瞬く間に元の農耕地に戻ってしまいました。

終戦後は飛行場として使用されることなく全敷地は民間に払い下げられ、直ちに元の農耕地となりました。 一帯は現在は宅地化の波も見られ、また飛行場地区の中央部は鹿児島県の肉用牛改良研究所となっておりますが、かつての航空基地を思わせるものは何も残っていません。


   
     現在の衛星写真から、周辺航空基地との関係。 黄色文字は陸上機、緑色は水上機用です。
(元画像 : Google Earth より) 
   
    現在の状況地図。 飛行場地区の主要部は、現在鹿児島県の肉用牛改良研究所となっています。
      (周辺広域地図表示)
 
終戦時の旧海軍史料より基地施設のレイアウト図。 終戦時までに実際に使用できた滑走路は斜線の部分のみでした。   国土地理院の2万5千分の1地図から当該部分。 宅地化が進んでおり、航空基地跡を残すものは全く見られません。
 
1948年の米軍写真より。 この時点で既に完全な元の農耕地に戻っています。   衛星写真による現在の状況。 本当の山間のところであることが判ります。
(元画像 : Google Earth より)

赤枠 で示した飛行場地区は概略推定位置です。)




( 写真収集中 )    
     






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最終更新 : 28/Aug/2013