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迎日航空基地



迎日航空基地は、韓国の慶尚北道迎日郡 (現在の浦項市) に開戦後に造成された航空基地ですが、その詳細については不明です。 終戦時の旧海軍史料では滑走路3本のうちの1本のみは使用可能 (東西1500m、重量8トンまで) であったとされていますが、その他の施設等についてはどの程度完成していたのかは判りません。  

したがって、ここを原駐基地とする航空隊もありませんでしたので、どの様に管理され、使用されたのかも不明です。

終戦後の状況についても不明ですが、1960年版の米軍地図には記載されており、朝鮮戦争当時も使用されたものと考えます。 現在でも韓国軍の航空基地となっておりますが、大幅に拡張されており、衛星写真を見る限りでは旧海軍時代を窺わせるものは何もないようです。

なお、韓国海軍の P-3C はここに配備されているようです。



    
     現在の衛星写真から、周辺航空基地との関係。 黄色文字は陸上機、緑色は水上機です。
(元画像 : Google Earth より) 
 
1960年版の米軍地図より。 丁度2枚の地図の境目になり、ピッタリとは整合しておりません。   現在の状況地図。 韓国軍の航空基地であるため飛行場そのものの表示さえありません。
      (周辺広域地図表示)
 
終戦時の旧海軍史料より。 大変に写りが悪いですが、滑走路の配置などが判ります。   衛星写真による現在の状況。 旧海軍時代を伺わせるものは何もないようです。
(元画像 : Google Earth より)



(写真収集中)    
     






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最終更新 : 05/Aug/2018