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『太平洋戦争における海上護衛戦資料集』(昭和47年 小山貞)(防衛研修所戦史室)



昭和46年に戦史叢書 『海上護衛戦』 が防衛研修所戦史室編纂の戦史叢書の1巻として朝雲新聞社から刊行され、同書は本文644頁と付図・付表11枚と言う大作ではありましたが、残念ながらページ数の制約もあり貴重な多くの史料が割愛せざるを得ませんでした。



その割愛した史料の内、戦史室調査員であった小山貞(元海軍大佐、海兵50期)が収集したものの中から、主として自衛隊の教育訓練に資すると思われるものを選定したものを 昭和47年に戦史研究資料として出されたのが今回ご紹介する 『海面防備(対潜、対機雷)資料別冊第二』 の 『大東亜戦争における海上護衛戦資料集』 です。


しかしながら、海上自衛官でもこれを読んだことをある者、あるいはこれの存在を知っている者は少ないのではないでしょうか ?


私は現役の若い時に某所でこれが埃を被って眠っているのを見つけて、旧海軍に関する研究のためにとコピーを一部とっておいたものです。 しかしながら、現役の間もそしてOBになってからも、この史料のことは他からは聞いたことがありません。 ただし、編纂・発刊が防衛研修所戦史室ですので、現在の防衛研究所には保管されているものと思います。


こういう貴重なものを、と思い、退職後になってこれをディジタル化して保管・保存しましたが、ページ数が多い (表紙とも202頁) こともあってこれを整形及びゴミ取りは手間暇がかかりますので、表紙以外の全頁をディジタル化したままの (暫定版) としてPDF形式にて公開 いたします。 ただし、ご存じのとおりのネット事情により、大変残念ながら印刷及び加工については不可の設定としており、また各頁の上下にロゴを入れています。


もし研究者の方で興味を持たれたならば、直接防衛研究所に本史料についてお訊ねいただくか、あるいはここでご紹介するPDF版の印刷可能バージョンなどのご希望がございましたら掲示板又はメールなどでお聞かせ下されば考慮いたします。 勿論、公開いたしますファイルは、このままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。




『海上護衛戦資料集』 (S47 小山貞) (暫定版)
(13.1Mバイト)






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 最終更新 : 25/Aug/2024