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『海上交通保護作戦に関する一考察』 (昭和54年 新倉幸雄)



本史料は新倉幸雄氏が昭和54年に防衛研究所所員として執筆したものを同所において印刷・配布したものを 海上自衛隊が海上護衛戦についての参考史料として複製し、部内向けに配布したもの です。


新倉氏は旧海軍においては年齢的にもまた経歴的にも海上護衛戦に直接関係したことはありませんが、戦後になって旧海軍史を研究する中でその成果の一つとして纏めたものです。


本史料は第1部の第1次世界大戦、第2部の第2次世界大戦における海上交通保護作戦についての2部構成で、日側史料及び米・英・独の公刊戦史などを主たる根拠として纏められており、海上護衛戦についての簡潔な理解のための恰好のものとなっていると言えます。


私は現役の時に某所でこれを見つけて研究のためにとコピーを一部とっておいたものです。 しかしながら、現役の間もそしてOBになってからも、この史料のことは他からは聞いたことがありませんし、しかも元々の防研版は防研には保存・保管されているのでしょうが、今では海自複製版は海自部内のどこにどれだけ残っているのかは判りません。


こういう貴重なものを、と思い、退職後になってこれをディジタル化して保管・保存しましたが、ページ数が多い (表紙とも175頁) こともあってこれを整形及びゴミ取りは手間暇がかかりますので、表紙以外の全頁をディジタル化したままの (暫定版) としてPDF形式にて公開 いたします。 なお、最後部の26頁の付録については見開きの年表となっておりますので、2頁で1枚のものとしております。


ただし、ご存じのとおりのネット事情により、大変残念ながら印刷及び加工については不可の設定としており、また各頁の上下にロゴを入れています。 もし研究者の方で印刷可能バージョンなどのご要望がございましたら掲示板又はメールなどでお聞かせ下されば考慮いたします。 勿論、公開いたしますファイルは、このままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。




『海上交通保護作戦に関する一考察』 (S54 新倉幸雄) (暫定版)
(7.0Mバイト)






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 最終更新 : 26/May/2024