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ご来訪 75万名達成記念企画 |
『 噴進兵器参考書 』 (館山海軍砲術学校 昭和20年) |
ここで公開しますのは、旧海軍の館山海軍砲術学校が昭和20年3月に噴進 (ロケット) 兵器について同校における教育用として取り纏めた 『噴進兵器参考書』 です。 内容は、噴進兵器の原理、旧海軍及び陸軍で開発された航空、陸戦用、艦船用の各種噴進兵器、並びに当時入手し得た英・米・独などの諸外国の現状について取り纏めたもので、今日的な目で見ても大変参考となる貴重なものであると言えます。 本史料の全容は、その原典も含めて今日においてもネット及び一般刊行物としても公表されておらず、おそらくここでの公開が初めてのものであると思います。 その点からもここで公開する意義・価値は十分にあるものと自負しております。 特に、旧海軍が開発・実用化した十二糎二十八連装及び同三十連装噴進砲を始めとする各種兵器の詳細については、貴重なものであると考えます。 中でも、十二糎二十八連装噴進砲については、いまだに同砲が28発を連続発射できるとか、2発ずつの14斉射をするようになっていたとか言われておりますが、本史料で示されております発射回路の略図を見ただけでもそれが誤りであることはご了解いただけるものと思います。 つきましては、この貴重な本史料を PDF形式にて全文を公開 して、後世に残したいと考えますので、どうかじっくりとお楽しみいただきたいと思います。 ただし、ご存じのとおりのネット事情ですので、残念ながら印刷及び加工は不可の設定とし、また上下に当サイトのロゴを入れております。 もし研究者の方などで印刷可能バージョンなどのご希望がございましたら、お聞かせ下されば考慮いたしたいと思います。 勿論、公開いたしますファイルは、このままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。 |
「 噴進兵器参考書 」 (昭和20年) |
(10.76Mバイト) |
最終更新 28/Aug/2022