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『 ガス弾等処理参考 』 (昭和40年版) |
ここで公開しますのは、昭和40年に海上自衛隊舞鶴地方総監部が出した 「ガス弾等処理参考」 ですが、内容的には主として旧陸海軍の化学弾・化学兵器に関するものですので、こちらで公開いたします。 本史料は舞鶴地方隊の処分班員(EOD)の参考として、昭和39年度冬期不流機雷処理強化対策用として作成されたものです。 旧陸海軍が保有した各種化学弾・化学兵器を終戦直後に海中投棄などで処分したものが、その後漁業関係者などによる引揚処理の要望があったことにより、別府湾などでの作業が行われたことはご存じのとおりです。 しかしながら、この旧陸海軍の各種化学弾・化学兵器そのものについては、具体的な内容を説明した資料に乏しく、現在にいたるまでその全貌は不明なところがあります。 本史料は、一般の方々のご参考として、“かつてはこういう資料もあったよ” というところをご紹介するものですが、元々が青焼きで経年劣化したものを複製したものですので見難いところが多く、ディジタル化に当たり整形とゴミ取りをしましたが、残念ながら私の技量ではこのレベルが限度かと。 そして、元々の原本は今日となってはまだ残されているのかどうか判りません。 おそらくもう既に処分されてしまっているのではないかと思われますが ・・・・ PDF形式にて全文を公開 いたしますが、ご存じのとおりのネット事情により残念ながら印刷及び加工は不可の設定とし、また上下に当サイトのロゴを入れております。 もし研究者の方などで印刷可能バージョンなどのご希望がございましたらお聞かせ下されば考慮いたしたいと思います。 勿論、公開いたしますファイルは、このままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。 |
「 ガス弾等処理作興」(昭和40年版) |
(1.0Mバイト) |
最終更新 17/Oct/2021