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『 海軍制度沿革 』 全18巻 (海軍大臣官房 昭和15年)


旧海軍が定めた法令・規則類は 『海軍諸例則』 として、そして内令などの秘密文書を纏めたものを 『内令提要』 として部内向けに刊行・配布してきました。


ところがこれらに輯録された法令・規則類は当然ながらその時に現用のものだけですので、個々のものの変遷などについては判らなくなってしまいます。 そこで明治創設期からの沿革について集大成したものがこの 『海軍制度沿革』 です。


これは昭和15年に海軍大臣官房により編纂されたもので、『海軍諸例則』 の目次体系に準じており、巻一から巻十八までの18分冊で構成されています。


この 『海軍制度沿革 』 は、全巻が 1971 〜 72年に原書房から明治百年史叢書の一つとして元々18巻の内の一部を分割し全26分冊として復刻されされましたが、これも現在では既に絶版となっているようです。


しかも、全巻揃えるとなると復刻当時でも約17万円もした高価なものであり、公立図書館でもこれを全巻揃えているところは少ないようです。 (因みに都内の公立図書館では現在のところ都立図書館を含め5箇所のみしかありません。)


とはいえ、旧海軍史を研究する上では、この『海軍制度沿革』、そして 『海軍諸例則 第十四版』 と 『内令提要 第十版』 の3つは基本中の基本、必須の史料です。


既に公開しております 『内令提要』 『海軍諸例則』 と同じく、サイト容量の都合もありとても全頁は掲載できませんので、目次だけですがその全てを公開 いたします。 図書館や防衛研究所など本史料を保有している所を訪れて調べものをする機会のある方は、本目次集で下チェックをしてからお出かけになると手間が省けるでしょう。


また、輯録されている具体的な個々の法令・規則類について、ご要望をお寄せいただければ本サイトの 『海軍法規類集』 にて公開することも考慮いたします。



下の欄で (暫定版) となって巻の目次は、昔電子コピーしてバインダーに綴っていたものをスキャンしたもので、一部大変見難い部分があります。 今後きれいな正規の公開版を作成した時には順次更新していく予定ですが、この暫定版でも当面のご使用には特に問題はないと考えています。


巻一 目次   巻二 目次   巻三 目次
( 暫定版 )    
第1篇 皇 室   第2篇 官 制   第2編 官制(続)
         
巻四 目次   巻五 目次   巻六 目次
  ( 暫定版 )   ( 暫定版 )
第3篇 編制 警備
第4篇 官職 等級
第5篇 分限 服務
第6篇 補任 考課
     第7篇 身上取扱
   第8篇 執務 休暇
   第9篇 徴募 召集
  第10篇 位勲 褒賞
第11篇 賜金 恩給
         
巻七 目次   巻八 目次   巻九 目次
   
第12篇 服制 旗章
第13篇 礼式 礼砲
第14篇 祝祭 葬喪
     第15篇 艦 船
   第16篇 機関 工作
  第17篇 兵 器
第18篇 航 空
         
巻十 目次   巻十一 目次   巻十二 目次
   
第19篇 定 員     第20篇 雇人傭人 等
  第21篇 工 務
  第22篇 文書 統計
  第23篇 機密保持
  第24篇 教 育
         
巻十三 目次   巻十四 目次   巻十五 目次
( 暫定版 )   ( 暫定版 )   ( 暫定版 )
第25篇 訓 練      第25篇 訓練(続)
   第26篇 演習 検閲
    第27篇 海軍区 港湾
  第28篇 水路測量 等
  第29篇 運輸 通信
         
巻十六 目次   巻十七 目次   巻十八 目次
( 暫定版 )     ( 暫定版 )
  第30篇 医務 衛生
  第31篇 戒厳 動員 等
     第32篇 法 務
   第33篇 対外事項
   第34篇 条 約
  第35篇 会 計





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 最終更新 : 08/Apr/2012