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『十四版 海軍諸例則』 (昭和10年6月1日改版 海軍大臣官房)


旧海軍が定めた法令・規則類は、部外への公開を前提としたものは今回ご紹介する『 海軍諸例則 』に、そして秘密文書を主とした部内向けのものは既に下でご紹介しております『 内令提要 』にそれぞれ収録されました。 この2つの文書綴は旧海軍の制度を研究する上では基本中の基本であると言えます。


ここにご紹介する『 海軍諸例則 』は、昭和10年6月1日付で全面改定された 第14版 を基本とし、これに 昭和20年3月の追録第39号までが加除修正 されたもので、巻一から巻四までの4分冊で構成されています。


この『 海軍諸例則 』は、同じものの全文が 1985 年に原書房から明治百年史叢書の一つとして復刻版で出されていますが、元々4巻揃であるものを全16分冊(1冊 12,600 円)に分割して印刷・製本し直しており、一揃では20万円を越える高価なものとなっています。


しかしながら旧海軍の他の史料と違って、この『 海軍諸例則 』は秘密文書で無かったことが幸いして、今日でもかなりの数の原本が各地に現存しており、私が目にしたものだけでも10セットは下りません。 防衛研究所など本史料を保有している所を訪れて調べものをする機会のある方は、本目次集で下チェックをしてからお出かけになると手間が省けるでしょう。


もちろん当然ながら今回ご紹介するものは原書房の復刻版のコピーではありません。 某所(防衛研究所ではありません)に保管されているもので、元々は 海軍航空本部が保有しておりました原本からディジタル化 したものです。


先に公開しました『 内令提要 』と同じく、サイト容量の都合でとても全部は多すぎて掲載できませんので、目次及び索引だけですがその全てを公開 いたします。




巻一 目次   巻二 目次   巻三 目次
   
(2590Kバイト)   (2443Kバイト)   (2552Kバイト)
         
巻四 目次   法令別件名索引   五十音別件名索引
   
(2695Kバイト)   (1822Kバイト)   (6114Kバイト)





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 最終更新 : 26/Mar/2007