|
|||||||
セブ航空基地 |
セブ航空基地は、フィリピンのセブ島 (Cebu Island) に置かれていましたが、その立ち上がりは1940年10月に当時のフィリピン陸軍航空隊 (PAAC、Philippine Army Air Corps) によってセブ市の郊外に築かれたとされています。 しかしながら、太平洋戦争において占領後の昭和17年4月10日には旧海軍の高橋定海軍大尉率いる第三十一航空隊の九九式艦爆9機が進出したとされています。
なお、セブ航空基地は 「ラハーグ飛行場」 (Lahug Airfiels) とも呼ばれていますが、このラハーグ飛行場というのは、セブ市の対岸にあるマクタン島にあるマクタン航空基地 (Mactan Air Base、現在のセブ国際空港) も当時はラハーグ飛行場と呼ばれており、こちらは Opon Air Field として区別されています。
大戦後半には、第二〇一航空隊 (艦戦、原駐:木更津) の一部が進出し、また特攻機が本基地からも出撃したとされています。
終戦間際の昭和20年3月29日に米陸軍がセブ島に侵攻し、翌30日には本飛行場は占領されています。 そして直ちに修復され、4月2日には米陸軍の第159連絡飛行隊の軽連絡機の一部が進出して使用を開始したとされています。
終戦後は民間パイロットの基礎訓練用飛行場となっていましたが、その後 Cebu IT Park として全面的に再開発され、基地跡を示すものは何も残されていないようです。 ただ、この
IT Park のメイン・ゲートから延びる道路がかつての滑走路跡とされていますが ・・・・・ ?
(ネットからお借りして加工しました )
出撃する艦爆隊 (撮影時期不詳) | 出撃する艦戦隊 (同左) | |
戦後の民間訓練飛行場時代の格納庫付近 (『飛翔雲』 昭和48年) | 同左、タワー下で休憩する訓練生達 (同左) | |
同上、タワー付近から東向きに望む (同上) | 同左、滑走路上を西向きに望む (同左) |
最終更新 : 04/Jul/2017