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オレアイ(メレヨン)航空基地 |
オレアイ航空基地は、戦前に西カロリン群島のオレアイ環礁にあるオレアイ島に旧海軍の不時着基地として整備され、大戦中に拡張がなされましたが、終戦までの間その運用なども含めて詳細は不詳です。
この環礁及び島は戦前から大戦中にかけてそれぞれメレヨン環礁、メレヨン島とも呼ばれていましたが、その経緯については次の記事に纏めてあるとおり、よく判りません。 ただし、旧海軍の航空基地名称としては当初から 「オレアイ」 とされています。
メレヨン島の島名について : http://navgunschl.sblo.jp/article/114821136.html
また、オレアイ島南西端の環礁内海上には飛行艇や水上機用の繋留ブイが設置され、水上基地として使用されていたとされてますが、関連の陸上施設の有無などと併せ詳細については不明です。
なお、この島は大戦末期に日本軍守備隊の「飢餓の島」「地獄の島」として知られていることはご存じのとおりで、私のブログでも連載した日辻常雄氏著 『大空への追想』 の中でも、ウルシー攻撃隊の誘導機がこの島に不時着した際の搭乗員の回想記として紹介しております。
本航空基地は大戦末期には米軍の空襲などにより使用不能の状態となっていました。
戦後米軍の管理下に置かれた時に主滑走路などは修復・改良工事が行われ多少は使用されたものと思われるものの、少なくともミクロネシア連邦となって以降は放置の状態と思われますが、その経緯などの詳細は不明です。
(写真収集中) | ||
最終更新 : 29/Apr/2018