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諫早航空基地



諫早航空基地は、元々は昭和17年4月21日に民間の長崎地方航空機乗員養成所として長崎県諫早市大字小野島 (現小野島町) に開設されたものです。 とは言え初めから海軍のパイロット養成のための国策機関であり、教官のほとんどは現役の海軍軍人で構成されていました。

そして、昭和18年12月1日には飛行場施設そものもが海軍に徴用され、昭和19年3月15日に大村航空隊諫早分遣隊が置かれました。 同分遣隊の以後の状況の概略は次のとおりです。

昭和19年 3月15日
昭和20年 3月 1日
     同
     同
昭和20年 5月 5日
     同
大村航空隊諫早分遣隊が置かれる
諫早航空隊開隊、同上をもって編成
第十二連合航空隊に編入
練習航空隊に指定され、操縦専修飛行術練習生の教育を担当
練習航空隊の指定解除
第十二航空戦隊 (第五航空艦隊) に編入

終戦後は、建造物は総て解体のうえ撤去されたため現存物は全くありません。 また敷地全域は民間に払い下げられましたが、現在でもごく一部が宅地となっている他は広大な水田地帯の一部となっています。 このため、用水路の区画割り以外は当時を偲ぶものは皆無の状態です。


 
昭和27年版の米軍25万分の1地図から、近傍の大村航空基地との位置関係。 何故か大村航空基地の記号マークの位置がずれていますが ・・・・ (^_^;   周辺航空基地との関係。 黄色文字は陸上機、緑色は水上機、赤色は両用です。
(元画像 : Google Earth より)
   
海自の古い部内資料に掲載されている基地のラフ・レイアウトです。    
 
昭和21年版の米軍地図より。 ただしデータは20年のもので、本基地は一部まだ未完成であったとされています。   現在の状況地図。 未だに水田地帯のただ中です。
      (周辺広域地図表示
 
終戦時の旧海軍史料より基地のレイアウト。   国土地理院の2万5千分の1地図から当該部分。
 
昭和22年の米軍航空写真より。 水田の用水路によって基地の区画が明瞭に判ります。   衛星写真より現在の状況。 旧格納庫・エプロン地区付近が宅地になっておりますが、その他は未だに水田です。 このため、用水路によって当時の区画がほぼ判別できます。
(画像 : Google Earth より)



 
大戦中の旧海軍写真から、迷彩塗装の格納庫と庁舎。 (撮影時期不詳)   同左、エプロンに並ぶ九三式陸練。
(撮影時期不詳)
 
同じく、飛行場の状況。 (撮影時期不詳)   同じく、滑走路付近の状況。
(撮影時期不詳)






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最終更新 : 22/Feb/2013