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砕氷艦 『しらせ』  艦内一般配置図



昭和54年度の文部科学省の予算により、海自が設計・建造し運用した砕氷艦 (AGB) で、基準排水量 11,600トン、満載排水量 18,900トンで、平成16年に補給艦 「ましゅう」 (基準排水量 13,500) が就役するまでは海上自衛隊最大の自衛艦でした。

平成20年7月に退役するまでの間、25回にわたり南極観測の輸送支援を実施し、平成21年に後継で同名を引き継いだ2代目 「しらせ」 と交代しました。

退役後は、紆余曲折があったものの、民間気象情報会社の 「ウェザー・ニュース」 に売却されて気象観測業務などに携わる傍ら、各種イベントなどにも使われているようですね。

ここで公開します艦内一般配置図は、部内における教育訓練用ですから艦内配置が分かれば良いので、完成図書にある公式の艦内艤装区画図を元にしているものの、かなりラフなものですが、それでもこんなものでもいまだに海自からは公開・公表されておらず、今後もその可能性はまず考えられませんので、その意味では貴重なものと思います。

一つの艇について側面及び各甲板の図面を5つに纏めたPDF形式にて公開 いたしますが、ご存じのとおりのネット事情により、残念ながら一人歩き防止のために印刷及び加工については不可の設定としており、また各頁にロゴを入れています。

更にこれに加えて、資料の性格上、万が一当該PDFを拡大表示してスクリーン・キャプチャーで分割保存した上でこれを合成・加工したり、あるいはそれをトレースされる方もおられるかもしれませんので、その場合それがここで公開したものからの時はそれとすぐ判別できるような仕掛けをいくつか入れております。

もし研究者や当該艦に関係された方々の中で、印刷可能バージョン、あるいは正式な元画像データなどのご希望がございましたら、掲示板又はメールなどでお聞かせ下さればご事情により考慮させていただきます。

勿論、公開いたしますファイルは、このままの形でしたら再配布などはご自由になされて結構です。




 
 
 

(各図面は左クリックでPDF版の大きなサイズのものを別ウィンドウ表示します。)







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 最終更新 : 05/Jul/2020